育児相談、母乳相談など母と子の味方。広島県福山市のにしだ助産所

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西田助産所の考え方

2003年12月24日、
「いろんな人がいていい、いろんな子育てがあっていい、いろんなお産があっていい」
というコンセプトで、それまで出張開業していた私は、現在の神辺町に入院施設としての助産所を開業いたしました。

あれから、9年が経過しました。
出張開業からは15年目を迎えます。
その間、社会の状況は大きく変わりました。
同時に母子を取り巻く環境も大きく変わっています。
そして、開業当時、小中学生だった方々が、今、母となり父となって
助産所を訪れてきてくださいます。
中には、助産師となってくださった方、看護職につかれた方もいらっしゃいます。

9年前、「いろんな人がいていい・・・」という理念で立ち上げた助産所ですが、
もちろん、その理念は変わっていません。
いろんな人、いろんな子育てを認め合って行こう、という姿勢はもちろん変わらないのですが、
ちょっとだけ気になってきていることがあります。
特に、この2~3年、赤ちゃんたちの泣き声がとても気になっています。
怒りとも、悲鳴とも思えるような泣き声が響き渡っていることが、しょっちゅうあるのです。
その赤ちゃんは、「お母さんやお父さんが悪い」といっているのではありません。
何が赤ちゃんをそこまで泣かせていのだろう?って、いろいろ考え、日々相談に関わってきました。
その中で気づいたこと、「当たり前のことに感謝すること」これが、私自身も含めて、
もしかしたら忘れられているのではないかしら??ということでした。
「命に感謝」の前に、「ああしたい、こうしたい、~しなければ、~ねばならない」など、
周囲の言葉や情報にお母さんはじめ、赤ちゃんを取り巻く人たちが振り回され、疲れ果て、
最も基本的な「赤ちゃんを守る」ことが、もしかしたら後回しになってしまっているのではないでしょうか?

10年以上も経過すれば、おじいちゃんおばあちゃん世代の年齢も大きく変わって来ます。
その世代も、すでに子育て経験が少ない世代になってきているのではないでしょうか?
時代は変わっても、子育ての基本は変わりません。
食事や生活環境の変化による、育児事情は若干変わってきてはいますが、
赤ちゃんやお母さんの体と心に関するものは変わらないと思っています。
子育てのための生活や育児の知恵を、
少しでもたくさんの方にお伝えして行きたいという思いが強くなってきた、この数年です。

「命への感謝」と、「育児の知恵」伝え続け、「母と子の心と体を守る」ことができる社会へと、
微力ながら貢献できれば幸いです。
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